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女ボディガード【ヴァニラ色の果実】

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女ボディガード【ヴァニラ色の果実】

【作品紹介】

「金がないなら、今履いているTバックを寄こせ!」
 それは晴天の霹靂だった。電子マネー、銀行預金、家財道具の一切を差押えられたくららは、文字通り、Tバックまで奪われて、路頭に放り出されようとしていた。
 川原くらら、年齢26歳。身長167cm、スリーサイズ、91、58、89cm。職業ボディガード。
 元警察官だったくららはその資質を認められ、人工頭脳を持つグレコにスカウトされた。半年間の修行を積み、グレコから与えられた指環の放つ、電磁波と一体になることで、秘技を習得していた。正義と真善美を常に志すくららは、それは最高の武器を手に入れたのだった。
 異変が起きたのは、仕事で暴行魔を捕まえた直後からだった。身体の火照りが止らなくなったのである。暴行魔の愛撫、警察官の眼差し、痴漢たちの指遣いに、身体は次々と羞かしい反応を示してしまうのだった。
 原因はグレコの頭脳を侵すウィルスのせいだった。グレコの故障は指輪の威力にも、影響を与えないわけにはいかなかった。仲間のタモツのアドヴァイスによると、身体の変調を抑えるためには、感染したときに履いていた汚れたTバックを取り戻す必要があった。
 そんな折、新たな仕事の依頼が舞い込んできた。「保育園に通う娘を誘拐する」と言う脅迫状が届いたので、24時間態勢で守って欲しいと言うのだった。依頼主である高見澤家に乗り込んだくららの身体は、タモツの予言どおり、異常なまでのホルモンの分泌と性感の昂りが続いていた。
 翌日、娘は安全と思われていた保育園から、一瞬の隙を突いて誘拐されてしまった。すぐに後を追ったくららは、隠れ処を見つけ出すものの、犯人の卑劣な要求によって、その身体を投げ出すことになった。
 正義感に燃えるくららにとっては、それは止むを得ない決断だった。が、異変の起きたくららのボディは、犯人のイヤらしい愛撫と途切れることのない責めに、いつの間にか恐ろしい歓びに慄えはじめていくのだった。
 そして、知性と勇気、正義感と美しさを兼ね備えた女ボディガードの肉体は、自らのTバックを捜し求めながら、さらに奥深い、妖しい歓喜に光り輝いていくのである。


レビューは追記から
【レビュー】

 由紀かほる先生のネット配信新作と言うことで大変期待して読んだが、その期待は裏切られず、非常に読み応えのある、ヌキどころ満載の作品だと思った。

 そんな指が四本、一度に股間に群がって、一瞬たりとも離れようとしないのだ。しかも、まわりにいる乗客の時おり、不審気に見つめてくる視線と、満員電車特有の人いきれの中、くららの果芯は完全に常軌を逸して、、女としての反応を驚くばかりの素直さで示していくのだった。(「第1章.暴行魔」より)


 ヒロインの川原くららは「年齢26歳。身長167cm、スリーサイズ、91、58、89cm。職業ボディガード」と紹介されるが、個人的にはルパン三世の峰不二子を想像したスーパーボディー。冒頭部分で婦女暴行犯を捕まえる仕事の依頼に「強姦はこの世で一番許せない犯罪ですもの。俄然燃えてくるわ」と言う台詞を吐いているように、正義感が強くとりわけ強姦や痴漢と言った性犯罪を憎み、そのような犯罪に走る男性を唾棄すべきものと考えている、ステレオタイプだが分かり易いキャラクター付けがなされている。そういう女性が自らをボディーガードとして超人的な能力を授けてくれたアイテムを制御する、グレコと名乗る人口知能を備えた謎の存在のメインコンピュータの故障によって、肉体が異常な欲情を覚えるようになってしまい、忌み嫌うべき男たちによって次々に過酷な性的拷問を与えられ、ほとんど彼らの軍門に下る寸前まで性の歓びにのた打ち回るーこの繰り返しがこの作品の基調であり、屈服する寸前奇跡的に切り抜けて又新たな敵に立ち向かう、まるでスーパーヒロイン物みたいな、ある意味では単純なストーリーと言える。

 舌を王冠の縁にまといつかせ、軽く歯を立てて、さらに裡筋を舌から小刻みな動きでなぞり上げ、貌を右、左と交互に傾けながら、唇をふるいつかせる様は、自分でもイヤらしいと思った。しかも、再び含んでストロークする動きは確実にピッチが上がり、音もまた露骨に響き渡っていくのだった。そう、含むほどに、しゃぶり上げるほどに、くららの喉は渇きを覚え、口腔は新たなざわめきに見舞われていくのだった。(「第2章.美脚の隷従」より)


 が、この作品の特筆すべき点の1つは、正に「スーパーヒロイン」物まがいに、川原くららと言う完璧なヒロイン1人に徹頭徹尾男たちのよこしまな欲情をぶつけさせることに終始する、その執拗な構造にある。作者ご自身がブログで語っておられたが、単行本で三百ページを超える長丁場をヒロイン1人でまかなうのは、編集者的にNGなのだそうだ。そのため由紀先生の過去の作品でも、メインとなるヒロイン以外にも責められる女性が複数登場する作品がほとんどである。この作品は一見単調な責めの繰り返しに見えて、その執拗さそのものが実は新しいのである。

たしかに異物感こそ、時間の経過とともに薄れたものの、逆にボールの存在感は増しはじめていたのである。つまり、目覚めてしまった果芯の性感にとっては、歩く度に内側の襞と粘膜を刺激してくるボールは、情欲の炎を一瞬たりとも鎮めさせてはくれなかったのだ。(「第3章.Tバックの芳香」より)


 そしてこの作品の特筆すべき点のその2は、「汚れたTバック」に象徴されるフェティッシュなこだわりである。やや強引とも思われる、人工知能的謎の存在とくららの関係、それによって彼女が異常な性欲の増進に悩まされ、奪われた汚れTバックを取り返さねばならないと言うストーリー展開はリアリティーに欠けるものの、それ以上にこの仕掛けがもたらすフェチの魔力は魅力的である。男性であれば誰でも、くららが体液で汚したTバックを命賭けで所有したいと言う男の欲望に共感を覚えるのではなかろうか。

唯一、愛撫を受けるバストは今や、炎に包まれようとしていた。その快美感はただちに股間の甘い疼きとなって効果を表しはじめていた。じっとしていられないほどに、股間がムズムズとした焦燥感にかられていた。立ったまま、無意識のうちに、くららはディルドゥを締め上げていた。前も後ろも同時にだ。(「第4章.月蝕の痴人」より)


「スーパーヒロイン」的物語構造の1つとして、最後には必ずくららが男たちに打ち勝ち、さらにパワーアップしたより魅力的なヒロインとして、新たな敵に立ち向かう、というお約束的展開がラストまで乱れない点を指摘したい。もちろん最後には敗れて快楽に弱い「女」を晒け出し、堕ちていくスーパーヒロインと言う描き方も考えられるわけだが、本作において由紀かほる先生はその方向を取られなかった。そして読者は、どうせくららが勝つんだろ、と思いつつも引き込まれ、いつしか気高く強い彼女の前に膝を屈することに、作中の男たち同様倒錯的な歓びを覚えている自分に気付くことであろう。団鬼六先生や千草忠夫先生らに継承される「SM」の真髄が本作にも確かに息づいているのだ。すなわち、責められる女性こそが主役であり、責める男性は彼女の美しさを引き立て歓びを与えるために、骨身を削って捧げる奉仕者に過ぎないのである。

頭とヒップから交互に出たり入ったりするバナナによって、一打ごとにくららのボディはエクスタシスへと追い立てられていた。同時にしかし、くららのボディはただ歓びに打ち慄えるだけでなく、二本のバナナに対して極上の愉悦を快美感とともに打ち返していたのだった。(「第5章.スモーキー・アイランド」より)


 又、由紀作品らしいハードSM的責めや、年下の少年による羞恥責めも健在で、くららと言う魅力的な標的に対して、これまで由紀かほる先生が培って来られた責めのバリエーションを試そうとしているようにさえ、感じられた。そのため、この作品は人工知能の故障とそれによる女体への影響と言う、今日的な一見新しいモチーフを扱いつつ、従来の愛読者の嗜好にも叶う満足度の高い一作となっている。もちろん新しい読者にとっても、由紀かほる先生のさまざまな魅力が凝縮された一作として十分オススメであるが、愛読者であれば必読の作品だろう。

緒来邊の指が果芯を弄るなり、ドクン、ドクンと続けざまに熱い果汁が迸っていくのがわかった。さらに、凹みをなぞられるなり、異様な戦慄とともに歓喜のうずが脳天まで駆け昇っていったのだった。それと呼応するように、今やヒップの奥では瓦解がはじまっていた。(「第6章.ヴァニラの残香」より)


 最後に気になった点を1つだけ上げると、明らかなテニヲハや表記の誤りが目立つ。校正不足と思うのだが、デジタル出版が理由なのだろうか? レビューしようと思い、詳細に読んだのが悪かったのだとすれば、残念である。

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